GSS 15
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Text
女の宮づかへにまかりいでて侍りけるに、めづらしきほどは、これかれ物いひなどし侍りけるを、ほどもなくひとりに逢ひ侍りにければ、睦月のついたちばかりに、いひつかはしける
よみ人しらず
いつのまに 霞立つらん かすがのの 雪だにとけぬ 冬と見しまに
Textual Notes
- いひつかはしける] いひつかはし侍りける(旧国)
- とけぬ] きえぬ (荒・片)
- 冬] ほど (承ィ・正ィ)
Other Sources
- 五代歌枕 歌枕名寄